MSFSにおいては、デフォルト状態でも豊富な機体の種類が用意されており、デフォルト機の完成度も非常に高いことで話題となりました。
しかし、かつてのFS2002やFS2004、FSXなど歴代のフライトシミュレーターにおいても伝統的に機体アドオンがさらにプレイの幅を広げてくれる存在として重宝されてきました。
新たなMSFS2020やMSFS2024においても、よりフライトシミュレーターを面白くさせてくれる機体アドオンの存在も増えてきており、無料で導入することのできるアドオンも数多く存在します。
今回は、無料のアドオンに限って、おすすめの機体アドオンをご紹介していきます。
無料で入れられるアドオンも多い
MSFSの追加アドオンにおいて、無料でダウンロード、インストールを行うことのできる機体アドオンも充実しています。
これまでのフライトシミュレーターシリーズでは、有料のソフトには適わないことが多かったのですが、MSFS2020では、デフォルトの機体の作りこみも相当であることから、デフォルトの機体を応用した改良アドオンなども数多く存在します。
特にエアバス機においては、無料でも優秀なアドオンが数多く誕生している傾向にあり、課金することなく、デフォルトから拡張させた楽しみ方を行うことができます。
おすすめ無料機体アドオン5選
FlyByWire Airbus A380
無料で配布されている機体アドオンの中でも最もクオリティが高く、おすすめできるのがこちらのFlyByWireのAirbus A380のアドオンです。
なぜこのクオリティが無料で配布されているのか理解に苦しむほど、機体ディティール、機体システム、コックピットディティールで高い再現性を実現しています。
MSFS2020におけるデフォルトの機体でエアバス製は、ナローボディ機に限られているため(MSFS2024ではA330ceoが存在しますが)、エアバスのワイドボディ機を高いクオリティとともに操縦するのであれば絶対に導入しておきたい、おすすめのアドオンです。
FlyByWire Airbus A32NX
MSFS2020においてはデフォルトの機体としてAirbus A320neoが存在しますが、デフォルトのA320neoをより現実の操作性に近づけてくれるアドオンがFlyByWireのAirbu A32NXとなります。
全く新しい機種のアドオンというよりも、デフォルトの機体をアップグレードしてくれるMOD的な立ち位置となりますが、デフォルトの機体よりもFMSの操作や、機体全般のシステムが大幅に改善されており、操作できる部分も増えていることから、A320neoを日常的に操縦する方は必須のアドオンとなります。
また、定期的なアップデートも行われているため、FlyByWireのソフトウェアでアップデートを確認するようにしましょう。
Headwind Simulations Airbus A330-900neo
エアバスのワイドボディ機として無料で導入できるもう一つの存在が、Headwind SimulationsのA330-900neoです。
A330neo自体、日本で導入している航空会社が存在しないため、日本国内線でプレイするには、現実に寄り添った遊び方ができない難点がありますが、エアバス機で長距離飛行を行いたい方にとっては、A380よりも小型であることから就航できる空港の選択肢の数が増えるメリットがあるでしょう。
機体のシステムとしてはFlyByWire Simulationsをベースにしていることから、安定感のある操作性を実現しており、機体のディティールにおいても実機が忠実に再現された優秀なモデルとなっています。
Simbreiefとの連携にも対応していることから、こちらも無料のアドオンソフトとしては高性能で是非導入したいおすすめの機体アドオンです。
Kuro Boeing 787-8
MSFS2020のプレミアムデラックスエディションに含まれている機体の中にはBoeing 787-10が存在しますが、短胴型である787-8を使用するためには、こちらのKuro_B787-8を使用することがおすすめです。
こちらを導入することで、787-8をMSFS上で使用することができるようになり、塗装に関してもFlightsim.toを中心に多くの作品が公開されているため、プレイの幅が大きく広がります。
Kuro_B787-8を使用する上での注意点は、MSFS2020のバージョンにおいて必ずプレミアムデラックスエディションを入れている必要があります。
Salty Simulations Boeing 747-8
先ほどのFlyByWire A32NXと同様に、デフォルトの機体をアップグレードする意味合いでデフォルトで存在するBoeing 747-8を改善してくれるMOD的存在が、こちらのSalty SimulationsのBoeing 747-8となります。
デフォルトの747-8よりも、よりシステム面で実機に近いリアリズムの向上が意識されており、操縦性や自動操縦面での挙動の安定性向上など、様々な部分で改良が施されています。
また、EFBもこのSalty Simulations Boeing 747-8を導入することで追加され、Navigraphのチャートを表示したり、Simbreiefとの連携を行うことができるようになっています。
無料で使える優秀な機体も多い
今回ご紹介してきたように、MSFSの追加アドオンにおいて、もちろん有料の方が選択肢が多くなりますが、無料でも非常に高性能なアドオンが存在しています。
特に最初にご紹介したFlyByWireのA380は、本来有料で販売されるべきレベルの機体アドオンであることから、このクオリティのアドオンが無料で公開されることに驚くレベルです。
それ以外にも、デフォルトの機体を改良するアドオンが想像以上に効果を感じられるため、新たな機体ではないと思うことなく、導入してみることがおすすめです。
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