Miltech Simulations、「Dash 8 Classic Series」をMSFS 2024向けに正式発表 ― FSimStudiosと共同開発、PAL Aerospace・PAL Airlinesも協力
Miltech Simulationsが、ボンバルディア Dash 8のQ200・Q300両バリエーションを収録する新作「Dash 8 Classic Series」をMicrosoft Flight Simulator 2024向けに正式発表しました。
両機種は現在開発中であり、年内(2026年内)のリリースが目標とされています。
FSimStudiosとの共同開発体制
本プロジェクトはFSimStudiosとの共同開発によって進められており、両チームはここ数年にわたって本機の開発に取り組んできたとのことです。
さらに、開発陣はPAL AerospaceおよびPAL Airlinesとの協力体制も確認しており、実運用に基づく専門知識がプロジェクトに反映される形になっています。
「スタディレベル」を掲げるシステム再現


機体には開発陣が「スタディレベル」と称するアビオニクスが搭載される予定で、完全自作となるUNS-1フライトマネジメントシステム(FMS)、詳細なシステムシミュレーション、故障シミュレーションなどが含まれます。開発・テスト工程にはDash 8の操縦資格を持つパイロットも参加しており、信頼性の高い再現を目指しています。
注目すべき点として、本パッケージは一般的な旅客仕様だけにとどまらず、複数の特殊任務機・軍用バリエーションも計画されていることが挙げられます。
Q200のバリエーション
Q200では、以下の仕様が確認されています。
- 旅客型
- 海上パトロール型(MPA)
- 情報収集・偵察(ISR)型 ― PAL Aerospaceが実際に運用する機体をベースにしたバリエーションを含む
Q300のバリエーション
より大型のQ300では、Q200と同様の旅客型・MPA型・ISR型に加え、以下の2種の軍用バリエーションが追加されます。
- C-147A パラトルーパー
- RO-6A ― アメリカ空軍が運用する情報収集・偵察(ISR)機
これにより、本パッケージは地域旅客輸送から海上パトロール、偵察、さらには軍事任務まで幅広い運用シーンをカバーする内容となっています。
リバリー展開

塗装バリエーションは、収録される各機種を通じて60種類以上が計画されています。
まとめ

旅客機としての側面だけでなく、実運用企業の機体を基にしたISR型や、米空軍仕様の軍用機まで収録するという構成は、Dash 8系アドオンの中でも異色の存在といえます。
FSimStudiosとPAL Aerospace・PAL Airlinesという開発・実務両面の協力体制により、どこまで実機に近いシミュレーション体験が実現されるか、今後の情報公開が注目されます。年内リリースを目標としているとのことですが、具体的な発売日はまだ発表されていません。



