本文へスキップ
LATEST
NEWまとめおすすめアドオンMSFS 2020MSFS 2024

MSFS 2024とMSFS 2020の違い完全比較|2026年のいま、どちらを選ぶべきか

読了 約7分

発売から2年近くが経ち、MSFS 2024は初期の混乱を脱しました。2020から移行すべきか、これから買うならどちらか。エンジン・機能・アドオン互換性・価格の4点から判断材料を整理します。

この記事の目次
  1. ひと目でわかる比較表
  2. 2024でしかできないこと
  3. 機体状態の保持(パーシステンス)
  4. キャリアモード
  5. 新しい飛行モデルと描画技術
  6. 2020を残す理由があるケース
  7. 2020専用アドオンの資産が多い場合
  8. PCスペックに余裕がない場合
  9. アドオン互換性の実際
  10. コンソール版はどうか
  11. 用途別・どちらを選ぶか
  12. よくある質問
  13. 2020を買っていれば2024は割引になりますか?
  14. 2024に移行したら2020は消していいですか?
  15. 2024のほうが景色はきれいですか?
  16. どちらもストリーミングが必要ですか?
  17. MSFS本体の最新ニュース
  18. まとめ
結論:2026年9月時点の判断
  • これから買うなら 2024 ― Sim Update 6.1まで来て初期の不安定さは解消。主要アドオンも2024ネイティブ対応が済んでいる。
  • 2020から移行すべきか ― 旅客機を中心に飛ぶなら移行推奨。手持ちアドオンが2020専用ばかりなら急がなくてよい。
  • 2020を残す価値 ― 更新の止まった2020専用アドオン資産がある場合のみ。両方インストールしておくのが最も現実的。
  • 低スペックPCなら ― 2020のほうが軽い場面は依然としてある。

Microsoft Flight Simulator 2024 は2024年の発売直後、サーバー障害と不具合で厳しいスタートを切りました。あれから約2年、Sim Update 6.1まで到達した現在、状況は大きく変わっています。

この記事では「2020と2024、結局どちらを使うべきか」という問いに、2026年9月時点の実情で答えます。

ひと目でわかる比較表

項目 MSFS 2020 MSFS 2024
地形・地表表現 十分に高品質 より精細。植生・地質データを刷新
機体状態の保持 なし あり(対応機体のみ)
キャリアモード なし あり
ブッシュトリップ あり SU6で59本が移植済み
アップスケーラ DLSS / FSR DLSS 4.5が標準(AMDはFSR 3)
アドオンの選択肢 過去の資産が膨大 主要製品はほぼ対応済み
動作の軽さ 相対的に軽い 設定次第。要求は高め
今後の更新 縮小方向 継続中(Sim Update / World Update)

2024でしかできないこと

機体状態の保持(パーシステンス)

2024の大きな進化がセッションをまたいで機体の状態が保持される仕組みです。燃料搭載量、スイッチ位置、各システムの状態が、シムを終了しても引き継がれます。

この機能を深く使う代表例が、開発中のiniBuilds A380です。開発アップデートによれば、上水・汚水タンクの消費量や地上でのサービシングまでモデル化され、複数セクターにわたって補給を怠るとファーストクラスのシャワーが使えなくなるという徹底ぶりです。

「1フライトごとにリセットされる」2020とは、運航の感覚がまったく変わります。

キャリアモード

訓練生から始めて資格を取得し、機体を購入して事業を営む ― というRPG的な進行を持つモードです。フリーフライトしかない2020との最大の差別化要素と言えます。

ただし2026年時点でも不具合報告は残っています。ミッションのトリガーが正しく作動せず、自分の操作とは無関係に失敗するケースが報告されています。SU6ではミッション中断時の部分報酬が導入されるなど、経済バランスの調整も続いています。

期待しすぎず、「おまけとしては面白い」程度に捉えるのが妥当です。

新しい飛行モデルと描画技術

SU6では、コックピットのテクスチャとLODのポッピング改善、遠距離のレイマーチド・シャドウ修正、742空港での滑走路灯火の修正、ILSローカライザーとグライドスロープの整列修正などが入りました。地味ですが、実運航に近い飛び方をするほど効いてくる改善です。

2020を残す理由があるケース

2020専用アドオンの資産が多い場合

これが最大の理由です。2020用として作られ、その後更新が止まったアドオンは数多く存在します。特に個人制作のフリーウェア空港は、2024対応が明記されていないものが大半です。

多くは2024でも動作しますが、地面の段差・建物の欠落・標準シーナリーとの二重表示といった問題が起きることがあります。詳しくはMSFS 2024で日本を飛ぶ|空港シーナリーの2024対応状況と導入ガイドで解説しています。

PCスペックに余裕がない場合

2024は2020より要求が高めです。公式の推奨要件は Ryzen 5 2700X / RTX 2080 / RAM 32GB ですが、スタディレベル機と高精度空港を組み合わせるとこれでも余裕はありません

設定の詰め方はMSFS 2024 推奨PCスペックと設定最適化ガイドにまとめています。移行前に一度目を通しておくと、買ってから後悔せずに済みます。

両方インストールしておくのが最も現実的

2020と2024は共存できます。ストレージに余裕があるなら両方入れ、2020専用アドオンを使いたいときだけ2020を起動する、という運用が最も無駄がありません。

TechnoBrainの羽田シーナリーのように、1本購入で両シムに対応する製品もあります。

アドオン互換性の実際

「2020のアドオンは2024で使えるのか」は最も多い疑問です。カテゴリ別に整理します。

カテゴリ 2024での状況
大手デベロッパーの機体
(PMDG・Fenix・iniBuilds・Aerosoft)
ほぼ2024ネイティブ対応済み。多くは追加費用なしで両対応
個人制作の機体 製品による。更新が止まっているものは動作未保証
有料空港シーナリー 2024対応を明記しているものを選ぶ。Marketplace版は基本的に動作
フリーウェア空港 多くは動くが無保証。導入後の確認が必要
塗装(リバリー) 対応機体さえあれば概ね問題なし
ユーティリティ・外部ツール SimConnect経由のものは概ね動作。SU6.1でSimConnect修正あり

実際、PMDGはSU6にあわせて737・777を新SDKで全面リビルドしました。大手ほど2024への追随に本腰を入れているのが現状です。

コンソール版はどうか

PS5・Xbox版は、PC版ほど設定を追い込めないぶん、アップデートでの改善を待つ場面が多くなります。

SU6ではPS5に描画と性能の問題が出ていましたが、SU6.1のメモリアロケータ修正で対処されました。コックピットのぼやけ、ボタンの消失、カメラを何度か切り替えると性能が落ちる、といった症状が該当します。

コンソールで遊ぶなら、Sim Updateの内容を追いかけておくと安心です。

用途別・どちらを選ぶか

あなたのタイプ おすすめ 理由
これから始める 2024 初期の不安定さは解消。主要アドオンも対応済み
旅客機を本格的に飛ばす 2024 PMDG・Fenix・iniBuildsが2024に注力している
2020のアドオンを大量に持っている 両方 移行は段階的に。2020は残す
PCスペックがギリギリ 2020 2024は要求が高め。設定を詰める余力があれば2024も可
キャリアモードに興味がある 2024 2020にはない。ただし不具合は残る
GA機で景色を楽しみたい どちらでも 2020でも十分に美しい

よくある質問

2020を買っていれば2024は割引になりますか?

別製品のため、原則として2024は改めて購入が必要です。ただしMarketplaceのセールは定期的に開催されているので、急がないならセールを待つ手もあります。

2024に移行したら2020は消していいですか?

すぐには消さないことをおすすめします。2020専用アドオンを使う可能性が残るためです。ストレージが逼迫していないなら、しばらく両方残して様子を見てください。

2024のほうが景色はきれいですか?

植生や地質データの刷新により、総じて2024のほうが精細です。ただし2020も十分に高品質で、設定を上げた2020のほうが、設定を下げた2024より見栄えすることもあります。

どちらもストリーミングが必要ですか?

どちらも地形と衛星画像をストリーミングで取得します。公式の推奨帯域は50Mbpsです。回線が細いと、fpsは出ているのに景色が荒いままという症状になります。

まとめ

  1. これから買うなら2024。Sim Update 6.1まで来て初期の問題は解消した
  2. 大手デベロッパーの機体はほぼ2024ネイティブ対応済み
  3. 2020専用アドオンの資産が多いなら両方インストールして共存させる
  4. PCスペックに不安があるなら、先に推奨スペックと設定ガイドを確認する
  5. キャリアモードは2024だけの機能だが、不具合は残っている
2026-09-05

関連記事 RELATED

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です