Microsoft Flight Simulator 2024「Sim Update 7」ベータ配信開始 ― 電気・空圧系統の改善やブラックボックス記録機能を追加
MicrosoftとAsobo Studioは、Microsoft Flight Simulator 2024向けの大型アップデート「Sim Update 7」のベータ版を配信開始しました。
今回のベータはPC(Steamおよび Microsoft Store)、Xbox Series X|S、PlayStation 5の全プラットフォームで利用可能です。
ベータ版の概要
配信が始まったベータのバージョンは「1.9.10.0」です。ダウンロードはあくまで任意となっており、製品版のアップデートに先立って新機能や改善点を試してみたいユーザー向けの位置づけとなっています。
正式版ではないため、導入する場合は不具合が発生する可能性がある点にあらかじめ留意しておく必要があります。
主な改善点
今回のSim Update 7では、複数の分野にわたる改善が予定されています。
- 航空機・アビオニクス関連:さまざまな機体やアビオニクスシステムに対する改善が加えられており、電気系統や空気圧(ニューマチック)系統といった基幹システムの精度向上が図られています。
- キャリアモードの修正:これまで報告されていたキャリアモード内の不具合についても、複数の修正が盛り込まれています。
- 新機能「ブラックボックス記録システム」:今回のベータで新たに追加された注目機能です。フライトデータを記録する仕組みが導入されており、トラブルシューティングやフライトの振り返りへの活用が期待されます。
「全米選手権エアレース」モードのプレビューにも言及
今回のベータでは、10月13日に全プレイヤー向けに正式実装が予定されている新モード「National Championship Air Races(全米選手権エアレース)」についても言及されています。
gamescom 2026で先行公開されたこのレースモードは、今後配信されるフライティング(ベータ配信の一形態)アップデートの中でプレビューされる見通しであることが、今回のSU7ベータのリリースにあわせて確認されました。正式ローンチまでの助走として、ベータ参加者は一足早くその一端に触れられる可能性があります。
まとめ
Sim Update 7は、目立った新モードの追加こそ本体には含まれていないものの、電気・空圧系統をはじめとするシミュレーションの根幹部分の精度向上や、キャリアモードの安定性改善など、地道ながら重要な修正が中心となっています。あわせて発表された新しいブラックボックス記録機能は、今後のアップデートでどのように活用されていくのか注目したいところです。
正式版のリリース時期については現時点で公式なアナウンスはありませんが、ベータ参加者からのフィードバックを経て、通常のアップデートサイクルに沿って製品版への展開が進められるものとみられます。ベータへの参加を検討しているユーザーは、あくまで検証版である点を踏まえたうえで導入を判断することをおすすめします。



